ナオルヨブログ2019

心穏やかに、心地よく、愛と自由と平和に暮らしましょう〜新しい5次元地球で永久に共に!!

超環境汚染時代の家づくりを考える

情報発信の自由度は年々低下して、不都合な真実に踏み込む記事や過去データなどが、ネットサーバー上から次々と消去、隠蔽されてしまう昨今、どれだけ日本国憲法で保障されていても、それらのAI検閲に引っかかることで得体の知れない工作員(ロボット)からの容赦ない攻撃に面倒くささを感じておりますが(>_<)ゞ黙っているのも愚、嘘をつき続けるのも愚、自分らしく生きないのも愚の骨頂との考えから、これからもいい加減に情報発信を続けたいと思います。

 

 

さて、本題です。

過敏症さん対応の家づくり、リフォームなどの相談を受けることが多くなり、驚かされることが多々ありました。

それは、傾向と対策冊子でも言及した通り、過敏症状の原因や反応(苦手)、発症経緯、生活習慣が十人十色、百人百色でありながらも、それは普通の人でもNGでしょう?という建材や施工法の相談アドバイスを、自称過敏症の方々がSNSなどを通じて無責任に発信していることを聞いたからです。

 

それを鵜呑みにした設計施工プランを設計士や工務店に指示してしまうことで、図面段階でも入居すらできないだろうな?と感じさせる家、1年後にはカビとサビだらけのシックハウスになるだろうな?と確信できる家、誰もそんな欠陥住宅に暮らせないだろう?と敬遠される家を、大枚はたいて作ろうとさせてしまうフェイク情報が氾濫している現状に、「そんなこと誰が言ったの?過敏症でなくても、あり得ないと思うけど(-_-メ)」と、黙っていられずブログ投稿することにしました。

 

今回、タイトルにあえて「超環境汚染時代の家づくり」と、過敏症がどうこうと触れていないのは、環境汚染が悪化すればするほど、当然ですが過敏症状を訴える人が増え、その原因やこだわりは無限に広がり、これが真実、これが正解、これしかない、という決めつけが不可能になってきていますし、例えれば、精神薬や灯油、香料が大丈夫な自称「化学物質過敏症(CS)さん」や、低周波振動やスマホが大丈夫な自称「電磁波過敏症(ES)さん」がいても、まぁ不思議ではない時代になったように感じているからですσ(^◇^;)

 

ですので、私がこれまでの経験、体験、出逢った過敏症さん、キャンプ村で共同療養した仲間達との情報交換などを総合的に、かつ、シンプルにまとめてみました。なお、いつもの事ですが、投稿後にも逐次加筆修正、情報更新、仲間達からの情報提供など、日々ブラッシュアップしていくため、最新傾向と対策2020(現在構想中)を制作する際に、家づくりについても冊子をまとめたいと考えております。

 

 

前説が長くなりましたが、それでは、初稿はさらっと思いつくままに、お伝えしたいと思います。

 

昨日、ネット広告に興味深いWebサービスを見つけました。

マイホームクラウド

 

イメージがまとまっていれば、1時間もかからず、ざっくりとした間取り図が作成できて、さらに3Dパースで内外を見てまわれる無料のサービス。

 

今回は、できるだけ建築や家づくりの知識が無い人でも理解しやすくお伝えするべく、マイホームクラウドで簡易作成したラフプランをもとに、超環境汚染時代の住宅と生活環境について、その設計素材施工を選ぶ意味合いも含めて考えていきたいと思います。

 

 

1)超環境汚染に対する概念と具体的なターゲット(汚染物質)を考える

 

まずはじめに、どのような汚染物質をターゲットとして、それらを回避、抑止、対策しやすい家づくりをすべきか、ということを明確にしておかなければなりません。これは、過敏症に長年悩み苦しんだ人にしか理解されないかもしれませんが、今は少数派でも、もう間もなくパンデミックが起こり、様々な過敏症状を訴える人が激増するでしょうから、数十年スパンで考える「家づくり」においては、欠かせないこだわりかと思います。

 

いわゆる建築材や施工に使用される室内外の化学物質については、シックハウス対策に係る建築基準法において規制されている僅かな有毒化学物質のみならず、芳香族化合物系の代替物質しかり、石油化学製品が絡んだ瞬間にダメ、というCSさんが、昔はほぼ100%でした(今は違うようです(^_^;)。

 

解決方法としては、化学物質に頼らない時代に、数百年という年月、未だに立派に実存する伝統軸組工法、日本伝統建築の寺社仏閣に代表される宮大工さん達の知識と施工法、素材選びに大きなヒントがたくさんあります。

 

ただし、無垢材、接着剤無し、塗り壁で十分かというとそうではなく、その時代と大きく異なるのは、生活様式が変化して、規制外の家具やインテリア雑貨からの揮発する有害物質、そして、大気や水など、自然環境が破壊された結果、有害物質が多量に含まれた大気(気密性・通風換気・空気清浄)、水汚染(浄水・防腐)、騒音や電磁波公害(防音防振・シールド)をどう処理するか、という超環境汚染時代ならではのホリスティックな対策が必要になるからです。

 

さらに、ゲリラ豪雨や巨大台風、猛暑、豪雪などの局地的な異常気象、巨大地震津波などの被災確立も年々高まり、火災のみならず、水災、耐震、防災についても各家庭、個人のリスク管理責任が大きくなってきました。

 

 

これだけ考えても、もう安心して暮らせる場所は、この世に無い(>_<)ゞと諦めてしまうレベルですが、それでも生き抜く、生き残るために、それらをできる限り想定して、オアシスとなる家へ持ち込まない、ため込まない、掃除しやすく、回復しやすい対策を事前にするべく、見えない壁や床、屋根の中まで考えておくための情報として参考にしていただきたくお願い致します。

 

 

 

2)住空間それぞれの在り方と理想の素材

 

これについては、どんな実績と経験のある建築士さんや大工さんであっても、習ったことも、聞いたこともなく、建築の専門家でも理解できない事が多々あるかもしれませんが、私たちの過敏症仲間においては、日常であることを事前にお断りしておきます。

 

なお、建築予定地の状況(都市部、田園地、山間地、海岸沿、高地、寒冷地など)によって大きく変化し、何を優先するか?しないか?の価値観次第かと思いますので、参考程度にしてください。

 

①基礎

これだけ地震が増えてくると、液状化やヒビ、ズレなどを少しでも回避するために一般的な「布基礎(ぬのきそ)」、高くても「ベタ基礎」が安心?という意見も少なくないと思います。あまり被災前提で考えたくありませんが、避難所での生活や移住が困難(不可能)な過敏症レベルとしては、できるだけ自宅で暮らし続けられるように、見える室内空間ばかりに意識を向けずに、地盤を考慮した基礎選びを考えたいですね。何事も土台、基礎が大切なのです!

 

基礎が暮らしに関係してくるのは、床下収納、湿度(カビ)、断熱(床面・室内温度)、ニオイ、害虫・獣害、水廻り(上下水道破損・凍結など)のメンテナンス、水災(浸水時)や地震被災後のメンテナンスなどが考えられますが、もぐって点検/補修できる高さを確保するか、バリアフリーの低基礎(埋設)設備で大規模リフォームまで持たせて水廻り全体を10〜20年単位でやり替えるか、ライフプランによって設計士さんや設備屋さんとコスト含めて相談することをお勧めします。

 

私たちが理想とするプランでは、室内空間が汚染されやすい「水廻り」と、できるだけ低汚染でオアシス化して良質な休養・睡眠を確保できる「居室」とを混在させずに、2分割して考えておりますので、基礎についても同様に、水廻りと居室を分割して、それぞれメンテ性、調湿(消臭浄化)性、保温性を高めた布基礎、ベタ基礎もアリだと思います。

 

 

②床

水廻りに関しては、塩素除去された浄水を使用するケースが多いため、どうしても防水・耐水性に加えて防腐・防カビ性を考えなければいけない、風通しの悪い高気密住宅仕様になりがちです。いくら調湿性の高い漆喰や珪藻土壁にしても、無垢板、無塗装(ミツロウワックス程度)だと、あっという間に黒カビが床や壁に広がってしまいます。

 

合板ベニア+粗悪なソフトカーペットという選択は無いにしても、接着剤無しの無垢板に水をこぼし続けた場合、床下、基礎に水が溜まり、除去できずにカビたり、虫がわいたりすることを抑止するためにも、スギなど抗菌性の高い針葉樹を地板にして、その上に、防水性の高い高品質(天然素材)のリノリウムやクッションフロアを、やはり安全な接着剤(自然素材)を使用して貼付するなど工夫すれば、反応せずに「いつでも洗い流せる床」を実現できると思います。

 

居室の床は、とことんこだわって好みの無垢板に、安心できる自然素材の保護材で磨いてケアすれば、味わいも出て、素足にも心地良く、暮らしやすいと思います。私は、堅く冷たい広葉樹より、過敏症さんが苦手とする針葉樹でも、柔らかく温かな地域産のスギ板が好きです。安価で良質なスギの床材は全国各地で入手できると思いますので、できれば、地域でゆったりとストレス無く育ったスギを選んであげてください。

 

板材については、安全な国産材であっても、乾燥方法、保管場所、輸送方法、施工方法、施工者などによって、サンプルは大丈夫だったのに、出来上がったら入室できない、という話をよく聞きます。過敏症ならではの面倒な洗礼ですが、百年前の古材を製材しても、木の香りが強くなるように、そもそも、新しく製材された無垢材で、ニオイがしない木は存在しません。

 

自然乾燥材、高価な広葉樹材であっても、独特なニオイがあるので、気になるようなら、事前に裏面や木口に消臭力の高い塗料(ガラスコート、水性アクリルコート、セーフコート、炭塗料など)で揮発を弱めて施工するなど、施工前に見えない工夫をすることをお勧めします。

 

 

③屋根

異常な高温や寒冷から身を守るために、とても大切な屋根の断熱ですが、あまり気にしている方がいないのが残念です。どんなにストーブを炊こうと、冷房をかけようと、温かな空気は上に、冷たい空気は下にこもるため、室内空気を上手にシーリングファンなどで循環させることが必要ですが、屋根がぺらぺらだと、すべてそこから熱が入り、逃げていき、室内環境は劣悪になりがちです。

 

地震の被災を考えると、重い瓦屋根を避ける時代になり、軽量で安価な屋根材が選ばれがちですが、瓦のような耐熱、断熱性、通風性が無いため、断熱材、遮熱塗料、通風換気機能(蔵のような二重屋根)を加えた設計施工が必要になってきます。

 

また、人気のガリバリウム鋼板であっても、塗装の傷や施工ミスなどで、あっという間にサビ、カビ、雨漏りで屋根裏から家全体がシックハウス、粗大ゴミになってしまうことがあるため、屋根材と施工方法は、事前にしっかりと打ち合わせすることが大切です。

 

注意いただきたいのは、床板、屋根材、壁材も、「塗装品(化学物質)を避け無塗装の自然素材のみ」とアドバイスをされる方がいるようですが、余程、日常的にメンテナンスできる場合を除いて、その後の劣化、カビ、サビによるリフォームが短期間で必要になる=リフォーム中に移住が必要になるため、私たちにはその気持ちが痛いほど良くわかりますが(^_^;)決して難民化させたくないので、最低限の安全安心な塗装、保護材は、必須であるとアドバイスしています。

 

 

④壁

壁については、外壁の耐熱、防水、防振、防音など、断熱材やシールド材と、内壁の調湿性、浄化(洗浄・消臭)性、機能性(耐震強度、手すりなど)とセットになりますが、水廻りと居室との区別が必要なため、エクステリアのデザイン以上に、室内空間をいかにして汚染原因から守るか?という視点で考えるべきだと思います。

 

後述でもふれますが、設計段階で、電気の取込から電気メーターの設置位置(下地)をはじめ、給湯器、ガスボンベやメーター設置位置、エアコン室外機、浄化槽ポンプ、吸排気口、屋外コンセント、面格子、照明、インターフォン、監視カメラ、手すりや家具耐震設置の下地など、生活感の薄い洒落た住宅デザインではなく、ライフデザインとして、トータルに設計図へ落とし込み、それぞれの音や振動、強度、排気、電磁波などを考慮、シールドした下地や設置、配線を計画できる設計士さんは、家事全般を得意とされるインテリアコーディネーターの女性プランナーかもしれません。(未だそんな方に出逢ったことはありませんがσ(^◇^;)

 

それだけ、表に見える場所でありながら、建築後に、後付けで次々と穴を開けられ、べたべたと取り付けられて、それらが作動した時に住人へどのような影響があるのかなど、全く考えられる事無く、業者さんの手間が少なく、楽に早く、面倒なら高くふっかけられて、とりあえずやっつけられてしまうことがたくさんあることに気付いてくださいね。

 

壁の一部として、「窓(建具)」があります。一番、熱効率(熱が入り逃げる)を左右する開口部なので、それぞれの生活空間ごとに触れていきますが、過敏症さんの場合、基本、通風換気であり、農薬散布や近隣工事など高濃度汚染時は高気密での密閉(目張り含む)が可能であることが前提になるので、ロスナイなど同時給排気システムと空気清浄機、除湿器、エアコンの効果的な室内設置など、特殊なエアコンディショニングを考慮した設計が必要と思います。

 

電磁波過敏であると、壁内には金属系フィルムの断熱(遮熱)材シールドや、スマートメーター裏周辺には、さらに高いシールド材の下地が必須になり、給湯器や室外機、浄化槽ポンプ、冷蔵庫、洗濯機などの振動を抑止する防振ゴムなどの配慮、高周波が入りやすい窓においては、LOW-Eガラスやシールド内窓などの採用も必要になります。

 

外壁材は、ガリバリウム鋼板、漆喰や珪藻土壁、無垢板+自然塗料などが考えられますが、焼き杉のように、無塗装でも年々艶が出て、良い風合いになる外壁材もあります。

 

内装材は、調湿性能が優先されるので、漆喰や珪藻土壁、モイスやエコカラットのような調湿建材が、家をカビや大気汚染から守ってくれるでしょう。塗り壁の下地になるのは、石膏ボード系が主流ですが、調湿建材と無垢板を組み合わせておしゃれにデザインする方もいます。

 

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参考間取り・データシェア 2D/3Dで楽しめます

 

⑤玄関(水廻りと居室/オアシスを分ける内廊下)

いきなりドン引きされると思いますが(^_^;)私的な位置づけだと、来客や配達員など住人以外が無意識に外から室内へ有害物質を持ち込んでしまう場所が「玄関」になります。風水なぞどこ吹く風?って感じです。

 

入室を断りきれないケースもあるため、オアシスエリアへの移染を極力避ける場合は、玄関(土間)周辺に来客スペース(応接間)を確保する必要があります。

 

このプランでは、玄関内を密封するために下がり壁+引き戸を設置し、玄関からの流入を抑止し、かつ、玄関上部に換気扇(除染扇風機)で屋外送風(付着物の払い落とし)と、強制換気ができるように考えています。

また、床面はタイル貼り、壁面は拭けるキッチンパネルで、強力な香料でも洗い流せるような仕様です。

 

曝露時に体調を崩したり、高齢化のために、車椅子や杖が必要になることが想定される場合、バリアフリー化が必須となり、玄関(勝手口)から主要な生活導線において低床・手すり仕様での設計が基本となります。

 

玄関の引き戸奥は、ユーティリティ空間として、水廻りと居室を分ける内廊下〜リビング的なエリアになります。使用目的によって、広げることもできますが、このエリアでのエアコン+空気清浄機設置で、各室内のエアコンディショニング(調温・調湿・清浄=左右エリアへ換気扇を使った冷気、暖気送風、室内干し、リラックス空間)になるように考えています。

 

 

⑥土間(勝手口/屋外、半屋外、室内の段階別)

住人家族が買い物や通勤などで外出した際、できる限り屋外、半屋外(土間1)で除染して、衣類の洗浄、入浴、着替えをした後に、入室できる流れを考えたレイアウトで、玄関同様、洗って流せるエリアになります。

 

消臭や洗浄が必要な購入した新品の、収納スペースに移動する前の仮置き場でもあり、食料品や飲料などのストックスペース(土間2)にもなります。

 

土間1の外には、屋外シャワー付水栓とシンクを設置して洗い流し除染ができ、引き戸(網戸付き)内には、玄関同様、上部に換気扇(除染扇風機)で屋外送風(付着物の払い落とし、虫除け)と、強制換気ができるように考えています。

 

土間2は、すのこ+ベンチ(靴の履き替え)、玄関収納(靴、清掃品)と、食品/飲料収納、振動系の家電(洗濯機、冷蔵庫など)を設置して、オアシスエリアへの有害物質持ち込みを最小限に抑止します。また、アースが必要な家電用の専用コンセント(できれば全部屋に逆流防止(サージ機能)を含めたアース付コンセントが安心)を忘れずに指示することをお勧めします。

 

土間および収納エリアの換気、除湿ができるよう、通風換気や調湿建材(ゼオライトシリカゲル)などを工夫して、防カビ対策を徹底します。

 

 

⑦収納(屋外、半屋外、室内の段階別)

いきなり室内に持ち込めない新品を、開封後、屋外での陰干し、通風換気、消臭するためのストックヤード(土間横)が必要になります。長期間かかるものもあるため、天井までの高いワイヤーラック棚で収納スペースを確保します。

 

室内(キッチン横)収納は、ソファーベッドを置いて、リビングやゲストルーム、緊急療養スペースにもなる小部屋として活用できます。また収納部は、天井押し入れ(ロフト的)に収納階段やはしごで軽量物をしまったり、ホシ姫サマ(パナソニック)のように室内物干しユニットを天井部へ設置して、室内乾燥+ワードローブとしても利用できる部屋にします。

 

 

⑧洗面・浴室・洗濯

洗面所では、洗顔やボディケアのほか、新品衣類の脱臭や下着など手洗い洗濯に対応できる丈夫で大きめの深型シンクをお勧めします。

浴室は、リラックスした入浴(温浴治療、睡眠導入)のほか、寝具(薄手の布団や羽毛布団、ベットパッドなど)も浴槽で踏み洗いして、水を切り、洗濯機(8kg以上)で脱水をかけ、自宅で定期的に寝具の丸洗いができると便利です。浴室乾燥機をつければ、梅雨時期や外気汚染時に、洗濯物をストレス無く乾燥できますし、寝具など厚手のものも短時間で乾燥できて助かります。

 

浴室の仕様については一長一短ありますが、換気扇と換気窓は必須で、使い勝手としては国内ブランドの1216サイズ程度のユニットバスが管理しやすく、主に過敏症さんは浄水(無塩素)シャワー使用のため、タイル仕様だと常に目地のカビや、排水溝の滑りを心配して掃除をしなくてはなりませんが、ユニットバスの場合は入浴後、冷水の水道水シャワーで洗い流すことで、さほどカビに悩まされることが無いため、メンテナンスを考えるとユニットが楽でお勧めです。

 

ブランドとしては、タカラスタンダードのホーローユニットバスが高価ですが頑丈で耐久性、耐震性も高いため人気です。入浴補助用の手すり設置を前提に、国内ブランドのユニットバスを調べて、安心できるものを選びましょう。

 

リゾート別荘に多い岩風呂タイプやタイル貼りの広い浴室は、温泉などゆったり入るには魅力ですが、とにかく日々の清掃管理が必須になりますので、良い中古物件を見つけた方は、そのリラックス感、リゾート感と引き替えに、カビさせない覚悟を持って、入浴後の冷水清掃を欠かさないようにしましょう。

また、地震などによる防水コンクリートやタイルの亀裂、破損もあるため、水槽にも使用できる安全なシール材(バスコーク)なども事前に用意しておくと、急な水漏れや破損に対応できます。

 

寒冷地などで注意が必要なのは、おしゃれな混合栓(温度調整・レバー操作)タイプは、水抜き栓がついていても、低温時に水栓内へわずかに残った水が凍結膨張して破損する場合があることです。(風呂、洗面、台所共通)

可能であれば、シンプルで壊れにくそうな水栓を選ぶか、冬期中はヒーターを稼働させ、留守にせず、室内を氷点下にしないよう注意が必要になります。(南会津など氷点下10度を下回るような豪雪寒冷地だけかもしれませんけど(^_^;)

 

なお、都市部や西日本であっても、異常気象のため冬期中はヒーターが必要なくらい氷点下になるケースが出てきているので、サーモスタットがついたエコタイプの凍結防止ヒーターを水廻りの必要箇所(給排水・給湯器など)には設置することをお勧めします。

 

 

⑨トイレ

塩素水でおしりやデリケートゾーンを洗う過敏症さんは皆無だと思うので、暖房便座や小型足下暖房用のアース付きコンセントと、節水型のトイレを設置します。バリアフリーで手すり設置も考慮するなら、広さや建具の種類を検討して、壁内に下地を入れることを忘れずに。

 

換気扇、換気用の小窓、トレペなどの収納棚、簡易手洗い(タンク一体でも可)、棚付きトレペホルダー、水拭きできるホーローパネル(便器横壁・洋式便所で座らずに立ち小便をされる男性家族がいる場合のみ)、サニタリーボックス、洗浄ブラシなど、シンプルなトイレながらも、落ち着けて清潔なスペースにしましょう。

 

 

⑩ダイニングキッチン

体調管理や回復の要となる大切な食事、家庭円満、幸せのために欠かせないダイニングキッチンは、家の中心に置きます。

しかしながら、ガスレンジ(燃焼排気)や調理の際に発生する様々なニオイや成分は、過敏症さんが体調を崩している時は苦しく長居できないため、キッチン家電とガスを上手に活用しながら、短時間で栄養価の高い養生食が調理できるよう工夫したいエリアです。

 

プランでは、広め(2.4-2.7m幅程度)のI型キッチン(タカラスタンダード)+吊り棚で、食器洗いカゴや食器・食品ストック棚=電気蒸し器・オーブントースター・炊飯保温ジャー(アース付きコンセント・シンク左横)、シンク、調理スペース、ガスレンジ、同時給排気式フード換気扇、ホーローキッチンパネル(タカラスタンダード)、採光性・収納性のある出窓などでアレンジしてみました。

 

タカラスタンダードのホーローシステムキッチンをお勧めするのは、値段がリーズナブルなものから用意され、引き出しや扉に合板を使用していないためニオイが少なく、洗い流しても大丈夫で傷もつきにくいからです。尚、ガスレンジ台(内部)に防火性の建材を使用しているため、この扉内は臭いです。また、シンク下は、ホースや排水溝があるため、事前に洗浄、消臭したり、排水臭があがってこないように設置時のシーリングなど注意しましょう。

 

業務用のオールステンレス製調理台や洗浄シンクを選ぶ方もいます。安価なものは、ステンレスであってもサビが出て、耐久性が低いものもありますので、ご注意ください。シンク下は、スケルトンなのでホースも排水溝も丸見えです。レストランの厨房チックに調理器具などレイアウトすれば、掃除もしやすく、それなりに格好良くなると思いますが、整理整頓が苦手な方は、荒れて気の悪い水廻りになってしまいますので、扉や引き出しのついたシステムキッチンをお勧めします。

シンクはバックガード付きが背面への水漏れを防ぎますが、水栓は壁出しか、壁沿いに立ち上げる形状になるため、防水の収まりを検討する必要があります。

 

浄水器(お湯が使える浄水器「ハーレーⅡ」を推奨)を設置するため、シンプルな水栓形状を選ぶようにしましょう。ビルトイン型もありますが、カートリッジ交換やメンテナンスなどランニングコストを考えて選びましょう。

 

 

⑪リビング

このプランでは存在しませんが、水廻りと居室をつなぐスペースをリビングや応接として、予算の許す限り、拡大レイアウトすることが可能です。しかしながら、家族みんなでテレビを囲む時代は終了していますし、インターネットなどはプライベートツールなので、各居室やキッチンで合間にという時代ですから、歓談は食事やお茶とおやつを楽しみながらキッチンで、休養やリラックスは各自、好きな場所で好きな音楽でも聴きながら、というライフスタイルをイメージしたレイアウトにしています。

 

水廻りと居室をつなぐスペースは、玄関の項目でも紹介しましたが、ユーティリティ空間として、内廊下〜リビング的なエリアになります。このエリアでのエアコン+空気清浄機設置で、各室内のエアコンディショニング(調温・調湿・清浄=左右エリアへ換気扇を使った冷気・暖気送風、室内干し、リラックス空間になるように考えています。

 

そのため、壁や床など、できるかぎり自然素材で調湿性を高め、無汚染空間を維持できるように掃除やメンテナンスがしやすいレイアウトとします。

 

 

⑫居室(寝室)

できるかぎり自然素材で調湿製を高め、無汚染空間を維持できるように掃除やメンテナンスがしやすいレイアウトとします。

必要最低限のものしか置かずに、できるだけ床面はいつでも掃除しやすくスペースを空けておき、通風換気をしながら、常に良いコンディションに保ちます。

 

掃き出し窓は、電動シャッター式の雨戸で防犯や豪雨被災など外部遮断を可能としつつ、高気密かつシールド効果の高いペアガラス(LOW-Eガラス)サッシと、樹脂サッシの内窓もしくは遮光カーテン(+カーテンボックス)などの組み合わせで、安心安眠できるリラックススペースを確保します。

 

寝具は汚れた空気層で冷気の影響を受けやすい床敷きではなく、ベッドがお勧めです。

ノンコイルマットレス(洗える側生地)、洗える敷き布団、ベッドパッド(敷きパッド)などを工夫して、清潔、かつ、快適な睡眠環境を継続できるようにします。

 

電磁波過敏や音過敏、振動過敏などの影響を抑止するため、隣室に設置するエアコンや空気清浄機からの冷気・暖気を送風できる静音換気扇を居室壁に設置して、間接的なエアコンディショニングも可能なように配慮します。

 

 

⑬軒下(ポーチ、ベランダ)

軒先さえ無い家、玄関、窓が増えてきていたり、雨仕舞いはどうしているのか?と心配になります。軒天も多くがケイカル板になってしまい、風情が無い無表情な家が見られますが、窓全開の通風消臭や屋外ストックに欠かせない軒下は、過敏症さんにとって大切なスペースなので、あえて広めにとっています。軒天も、スギ板などでおしゃれに飾ってあげると、雨の日の外仕事も楽しくなると思います。

 

家の四方、軒下もフル活用になるため、できれば洗濯物が落ちても汚れず、虫や草の大量発生も無く、雨の跳ね返りで壁や基礎が汚染されることも少なく、かつ、移動、メンテナンスのしやすいコンクリートやタイル、レンガでの整地が望ましいです。そこに、小さなガーデンセットやお気に入りのフラワー&ハーブポットを置いたりして、心地良いエクステリアを演出しましょう。

 

 

⑭室外機エリア(電気水道ガス)

④壁の項目でもふれましたが、後付けの室外機エリアを、キッチンと土間に沿った外壁沿いに設定します。

できれば、キッチンから洋室側への汚染物流入を抑止するため、外壁に対して直角(L型)の壁、もしくは、独立した設置用小屋を併設して、その中へ設置したいと考えるほど、それらから発生する排気ガス、音、振動、リスクの療養者への影響が日々心配される、じっくりと協議検討したいエリアだと思います。

電気やガス工事など、設備工事資格や法律が絡むものですから、設計図面上は可能でも、実際には不可能だったりする収まりもあります。ご注意ください。

暖房や給湯に安価な燃料である灯油のFFファンヒーターやボイラーを希望する際、大型の屋外灯油タンク(自動給油)の設置などもこのエリアになりますが、その場合はスペース確保のため土間の外部ドアを無くすか、位置変更する必要があるかと思います。

 

 

⑮ガレージ(接道)エントランスエリア

このプランでは土間(勝手口)側に、接道があると仮定しており、その面にガレージを考えています。

豪雨での乗り降りに影響が少ないように、軒下に隣接して、カーポート(アルミ+ポリカーボネイト)などが設置されると、車庫以外にも、物干しや陰干しスペースが増えるため、使い勝手が広がります。

排気ガスや車両からのニオイが室内に流入しないように、⑭⑮周辺の吸気口の配置に注意が必要です。

 

 

⑯庭、植栽、借景

予算や建設地の状況にもよりますが、掃き出し窓からの景色は良いほうがイイに決まっています。

できれば玄関まわりやアプローチも含めて、花やハーブ、キレイな野菜(ミニ菜園)、紅葉・落葉樹、果樹がレイアウトされると、毎日がワクワクウキウキできるように思います。

海や山の景色が借景として活用できるなら、周辺の樹木を整備してみるのも良策でしょう。

 

 

⑰その他

合板ベニアを避けるため、建具は、木(無垢板)製、もしくは、アルミ(樹脂)サッシで考えています。

予算が許せばペアガラスや高気密サッシを選びたいですが、水廻りは通風換気が必須なので、網戸付きであればシングルサッシでも構わないと思います。網戸はブラックサランだと視界がぼやけないのが好きで選んでいます。

 

世界的に長引く景気低迷、流入する外国人など、年々、治安の悪化が心配される時代となりましたので、防犯用の面格子やアラーム、記録カメラなどの設置が欠かせなくなりました。それらを設計段階で図面に落とし込み、固定ブラケット、電源、配線などを考慮しておくことをお勧めします。

 

収納棚や家具類も同様に、木(無垢板)製、もしくは、金属(ワイヤーシェルフ、ロートアイアンなど)、ガラス天板などがあまり臭わず、消臭、洗浄、ベイクアウト後、短期間で使用できると思います。


調湿しないポリ板や金属素材のシールド材を床面、壁面など一面に貼り込むことを勧める業者さんもいらっしゃるようですが、シャツの代わりにポリ袋を着てみたり、アルミホイルを腕に巻いてみたり、調湿しない車内で車中泊した翌朝の窓に触れればわかるように、あっという間に結露してビショビショになるでしょう。

化学物質や電磁波をシールドする以前に、1日16リットルもの呼吸を継続し、2リットルとも言われる汗をかくことで体温調整し、健康維持するシステムである人間が生活する上で欠かせない「温度=湿度調整」機能を無視して、かつ、汗、結露によって表裏に発生し広がるカビや汚れによって、覆われた畳や合板クロス壁が、さらに状況を悪化させ、超シックハウスになって難民化してしまった過敏症仲間達を複数知る私としては、私に愚痴って不平不満をぶつける以前に、売る側への誹謗中傷を拡散する以前に、それを気づけない買う側の不勉強と思考停止を恥じていただきたいと思うこともあり、この記事を投稿させていただきました。


今後の命が懸かる高い買い物するんだから、他人まかせにしないで、もっと勉強しなきゃダメですよ〜〜〜!

 

 

 

【参考】シックハウス関連の改正基準法における「換気」について

原則として、機械換気設備の設置が義務付けられます。

 

ホルムアルデヒドを発散する建材を使用しない場合でも、家具からの発散があるため、原則として全ての建築物に機械換気設備の設置が義務付けられます。住宅の居室には、換気回数0.5回/h以上の機械換気設備(いわゆる24時間換気システム等)の設置が必要となります。

 

特例として以下の場合は換気設備は不要です。

・常時外気に開放された開口部と隙間の換気上有効な面積の合計が床面積1m2 あたり15 cm2 以上ある居室。

・真壁造(壁に合板を用いていないこと)の建築物の居室で天井及び床に合板等を用いていない居室または開口部の建具に木製枠を用いた居室

 

給排気ファンの配置方法

新鮮な空気を入れる吸気口は、各居室に最低1ヶ所設置します。新鮮な空気は、室内の汚染空気に触れる距離が長いほど換気の効果が高まりますので、水廻り等に設ける排気口の位置と関連づけて、建物全体が隅々まで効率良く気流が起こるように、バランス良く配置します。

 

機械換気 換気ファン等により換気

機械力により強制的に排気、若しくは給気を行うため、より確実な換気量の確保が可能

 

(a)配置上の注意点

吸気口は、各居室に最低1ヶ所設置する

吸気口は、居室の出入り口からなるべく離して設置する

排気口は、水廻りの各室(トイレ、浴室、洗面脱衣室)に最低1ヶ所設置する

排気口は、吸気口からなるべく離して設置する

 

キッチン換気扇の同時給排気型への変更

ガスレンジを使用する時には、燃焼時に多量の換気量が必要になります。通常の換気扇を使用すると、気密の確保が出来ないばかりでなく、計画換気の空気の流れを乱す原因にもなります。これらの現象を防ぐため、キッチン換気扇には同時給排気型のものを使用します。通常の換気扇は、室内空気がほぼ100%排出されますが、同時給排気型は、60~70%に低減され、室内の過換気を和らげ、室温の変化を抑えることが出来ます。


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