ナオルヨブログ2019

心穏やかに、心地よく、愛と自由と平和に暮らしましょう〜新しい5次元地球で永久に共に!!

南会津のちからこぶ2009~ご来場ありがとうございました。

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 2月22日、快晴で暖かな日曜日、「南会津のちからこぶ2009~オーガニックで生き残ろう!」を、南会津町オーガニック推進協議会の主催で開催しました。
企画から実施まで1ヶ月弱と短い時間でしたが、委員の皆さんの呼びかけもあって約150名の参加者が集まり、平均年齢は高かったものの(笑)、熱気と希望にあふれる楽しいひとときを過ごすことができました。

 予定時間を遙かにオーバーして盛り上がった「オーガニックモデル地区成果発表会」では、いきいき農業推進委員の馬場浩さんが、町内5地区の取り組みを紹介し、モデル地区代表の挨拶や感想、来年への抱負など、熱いメッセージが飛び交いました。

 地元産品の試食会は、オーガニック玄米のおにぎり(+ごま塩)、つめっこ(そばすいとん)、舘岩とうふ(大豆、黒豆2種)、そばサラダ(手打ち蕎麦とスプラウト)、甘酒、そばクレープ+塩リンゴ煮のせのデザート、乾燥納豆、無農薬米での特別純米酒「樋の口」(会津酒造)など、バラエティに富んだ美味しい試食品に舌鼓をうちつつ、楽しい歓談を楽しんでいただきました。

 会場には、環境水道課が推進する「バイオディーゼル(廃食用油、なたね油で走る車)」の展示をはじめ、舘岩商工会女性部の「手作りEM石けん」ブース、農林課「EMコンポスト」展示、伊南小学校の自然観察(稲作り)展示、南会津手作りの会「匠」の南会津産100%純毛と手作りセーター、毛糸の展示や毛糸づくり(毛糸車)体験、NPO法人南山匠の会の「健康住宅紹介」ブースなども並び、オーガニックというライフスタイルをあらためて手に取り、話を聞いて実感していただきました。

 午後からは、南会津の子ども達の未来に夢と希望を!と願う有志40名ほどが集まり、「食育」と「職育」について、教育現場からの基調報告を南会津高校の長谷川先生からお話いただき、みんなで意見交換をしました。

 自分が食べるものも作れず、調理もせず、弁当さえ詰めない、忙しい子ども達?
 この町で暮らし続けたくても「職」がなくて、出て行かざるを得ない子ども達?
 未来に夢も希望も抱けず、なぜ勉強をするのか目的が見いだせない子ども達?

一昔前と比べても、あまりにも社会人としての土台となる「食」や「職」への知識、興味、例えば道具や素材のこと、家業(農業や林業など)を手伝うことによって得る生きるための基礎知識といったことを、子ども達から遠ざけている?大人(両親や祖父母)がやらせない事が、かえって子ども達の不安を増大させている?ような結果になっている現状が浮き彫りになってきました。

 人類史上経験の無いウルトラ恐慌時代を目の前に、農業・林業への回帰、関心が都市生活者では高まる中、目の前に森林や田畑、美しい水と空気など、都会では決して手に入らない「宝の山」がある子ども達の未来に、どうして夢も希望も抱かせられないのか?これは私達、大人達の責任だと思いました。

 限りなく近い将来、雪が溶け、田畑や山作業のシーズンが始まる頃には、どうにかして、思いある熱い大人達と悩める中高生とが出逢い、これから21世紀を生き残るために、会社や何かに依存せずに、とにかく手に職をつけることでどこでも生きていける自信と希望を抱かせられるような機会ができないものか?と、早速、役場にも相談してきたところです。
あの山村道場が、なぜ日本で唯一南会津に残されているのか?
昭和初期の東北大飢饉なんてものじゃない危機を前に、やはり今、この手元にまだ残っている「米百俵」を子ども達の育成にすべて投資するだけのポテンシャルを、この南会津は、この地に暮らす熱い志を持った大人達は、持っていると確信しています。

 モデル地区で活躍しているおじいちゃん、おばあちゃん達。たとえ70歳を超えていても、あの目の輝きはスゴイものがあります。まだまだ現役、どころか都会でゆるい生活をしてきた軟弱者には太刀打ちできないパワーとオーラを感じます。
やっぱり美味しいものを食べて、きれいな空気と水を365日からだに入れてきた人間は、人間そのもののエネルギーが違いますね。だからみんなしっかり80,90,100歳まで田畑で笑って暮らして大往生(失礼しました)。

 どうあれ、オーガニックで生き残れる条件「宝の山」が揃った、この南会津地域資源、人材、文化、知恵、すべてを総動員して、この大嵐を乗り切っていきたいと思いました。どれだけのものができるか、南会津の底力が楽しみです。(いけや


参考:会津「山村道場」とは?
昭和初期に東北地方を襲った大冷害による地方町村の貧窮対策から、山村子弟教育と自立を目的として設立され地域の勤勉かつ優秀な若者達が集められた。農業経営技術のみならず魚養殖、畜産などさまざまな中間山村における事業活性ならびに生活改善の教育の場であった。昭和13年頃の時点で全国に41カ所ほど設置されていたこの種の農業修練道場も、多様な組織や教育機関に変化を遂げ、その建築遺構が現存しているものはほとんど存在しない。唯一の山村道場となった南会津では、平成14年に建築遺構と歴史的背景に基づき忠実に復元改築し、一般利用している。

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