ナオルヨブログ2019

心穏やかに、心地よく、愛と自由と平和に暮らしましょう〜新しい5次元地球で永久に共に!!

日々の報道から「次に備える」メッセージをきちんと受け止めて!

 環境病の致命的なことの一つに、「一般的な食べ物が食べられない、食べると「死」に至ることがある。」というやっかいなことがあります。

 言い出すときりがないですが、「薬剤散布や喫煙、野焼きされた周辺の空気を吸えない」「合成洗剤を使えない、使った衣服を着られない、着ている人のそばに寄れない」等々、常識では考えられない様々な制限があり、わがままではなく、本当に体調を一気に悪化させ、最悪の場合、ショック症状から意識を失い、「死」に至る、というのも大げさではない事実。

 食物アレルギーは、3人に1人が何らかのアレルギー疾患に苦しんでいることが知られています。
特に小さな子供は、食べたいのに、食べるとアッと言う間に湿疹、呼吸困難、泣き叫ぶといった体調悪化につながってしまい、食べ物がアレルゲンとなるか否かを自己管理ができないため、目を離したすきに、よく事情を知らない祖父母や知り合いの人からもらったもので苦しむなんて、しょっちゅうある笑えない悩みもあります。

 今回の震災では、小さな報道を通して、「弱者の命が守られない事実」が伝えられています。
救援物資にしても、公平性を前提にして、本当に必要としている時に、必要としている人へ渡せない。
全員に公平に渡すことが、かえって病気を抱えたお年寄りや子供、障害者など弱者を「死」に追いやる結果になっているのが、とても残念です。

 私達の「あらかい健康キャンプ村」の環境病転地療養施設にも、たくさんの無事を祈る暖かな声や物資、協力の申し出があります。

 また、ここの環境病患者のネットワークを通じて、被災している環境病発症者への支援、救援物資の中継という役割も担っています。

 ただ、前述した通り、情報が錯綜している現在、自治体でアレルギーなどの確認や対処をしている時間も人的余裕も無いのか、対応できる避難所や自治体は極めて少ないと感じます。

 インターネットでいくら情報を流しても、所詮、携帯も電話も自由に使えず、明日食べる米や燃料に困っている人達にとっては、他人に構っている余裕などないのでしょう。実際に、下記報道のように、避難所を丁寧に回って、弱者救済せざるを得ないというのは事実であり、我々のような常識外の奇病難病者達とそれを理解してくれている家族や支援達との独立した相互扶助体制を早急に構築していく必要を感じます。

 当然、自分自身で「次に備える」ために、避難用品の備蓄や、使えるテントや寝袋、サバイバル的な知識、助け合える仲間達との緊急マニュアルなど、いろいろ考え、話し合い、実際に行動できる準備期間なんだと思います。

 映像や報道を見て「対岸の火事」と思ってのんびりしている時ではありません。既にその時点で「生存力」が極めて低下していると気づきましょう!
明日は我が身、この子の命は私が守る、という強い意志と勇気を持って、今すぐに、環境病の家族や仲間達との連携を確認しつつ、次なる準備をはじめましょう!


********参考:以下は毎日新聞ニュースより転載********

東日本大震災:食物アレルギー対応に遅れ…66自治体調査」
毎日新聞・2011年4月24日 2時33分 更新:4月24日 9時14分)
http://mainichi.jp/select/today/news/20110424k0000m040127000c.html

 東日本大震災の被災地で、食物アレルギーに対応した食料の備蓄や受け入れ態勢が整備されていないため、子どもを含む患者らが命の危険にさらされるケースが相次いでいる。

 毎日新聞都道府県と政令市計66自治体に取材したところ、アレルギー対応食品の備蓄があるのは20自治体(30%)で、アレルギー用粉ミルクの備蓄は15自治体(23%)しかない。受け入れ態勢が整備済みなのは5自治体(8%)だった。阪神大震災新潟県中越沖地震でも問題化したが、教訓が生かされていない形だ。


 ◇「食品備蓄」30% 「受け入れ態勢」8%
 岩手県陸前高田市で母親(45)と2人で暮らす女子高校生(17)は小麦と貝類にアレルギーがあり、小麦を含む食品で呼吸困難になったこともある。
 津波で家を流され病院に避難したが、届けられる食品はパンやカップめんなど食べられないものばかりだった。

 何日か待ったが状況は変わらず、「これしか食べるものがない」と無理にパンを食べたところ、全身に皮膚炎の症状が出た。医師に薬をもらったが、かゆくて寝られず、シーツは血だらけに。別の避難所の親戚に回ってきたおにぎりを分けてもらうなどして食いつないだ。

 ようやく状況が好転したのは先月下旬。避難所に「アレルギーの人、いませんか」という声が響いた。患者団体「盛岡アレルギーっ子サークル・ミルク」(盛岡市、藤田美枝代表)のメンバーが食品を届けに来たのだ。現在は仮設住宅に移り、症状も安定した。母親は「避難所では『これは食べられない』と言える雰囲気ではなかった。わがままととられるのも怖かった。行政にもアレルギー対応食品への認識があれば助かるのに」と嘆いた。

 同県釜石市の佐々木昌子さんは、ダウン症の長女結有(ゆうゆ)さん(7)と自閉症の長男凱(がい)君(5)がおり、凱君は小麦と卵にアレルギーが ある。佐々木さんは車で寺に避難し、そこで車を津波に流された。手近にあったアレルギー対応食品を持って避難したが、すぐに尽きた。凱君は常に動き回るため避難所になじめないことから同市内にある夫の実家に移ったが、車がないため買い出しもできない。2人の子を抱えて疲労が極限に達したころ、知人から同団体の活動を聞き、対応食の援助を受けた。佐々木さんは「行政はあてにならない」とあきらめの表情だった。


 食物アレルギーは、発疹やぜんそく発作などの症状が表れ、重篤な場合は死に至ることもある。

例えば小麦に強いアレルギーがある場合、普通のしょうゆを使った食品も食べられない。厚生労働省の研究班が05年にまとめた調査によると、食物アレルギーがある人の推計割合は乳児期が10%、3歳児で約5%、全体では1~2%という。【林由紀子、樋岡徹也、福永方人】


 ◇アレルギー対応食品◇
 食物アレルギーを持つ人のために原因となる原材料を除去した食品。食品衛生法が表示を義務づけている「特定原材料」7品目(卵、乳、小麦、ソバ、落花生、エビ、カニ)や、表示が推奨されている18品目(大豆など)が含まれていない食品が該当。災害備蓄用には湯や水を注ぐだけで調理できる米飯(アルファ米)のうち、こうした原材料が使われていないものが一般的。